[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
元記事公開日:
2018/09/27
抄訳記事公開日:
2018/12/05

Horizon 2020 助成金受領者は(政府による)ファンディング継続に基本情報の入力が必要

New UKRI system needs community input on Horizon 2020 grants

本文:

ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の2018年9月27日付標記発表の概要は以下のとおり。

EUの科学・イノベーションの主力プログラムである”Horizon 2020″の助成金を授与された英国の機関に対する資金の継続性を支援するための第一歩として、新しいシステムが今日(2018年9月27日)開始された。

UK Research and Innovation(UKRI)は、”Horizon 2020″助成金受領者に対して、彼らが獲得した助成に関する基本情報を専用のポータルサイトに入力するよう求めている。これにより、UKRIは、政府が”Horizon 2020″の支払いを負担する必要がある場合、英国の研究者や企業に次のステップについて通知することが可能になる。

英国もEUも意図するところは、英国の研究者と企業は”Horizon 2020″の残りの期間も、本プログラムに引き続き参加する資格があるということである。これは英国と欧州委員会の交渉担当者間で合意された英国離脱協定草案の財務条項に規定されており、今年3月の欧州議会においてEU加盟27か国の賛同を得ている。しかし、英国政府は政府の責任として、EU離脱後も科学・イノベーションにおいて、国境を越えた協力を継続できるよう、あらゆる事態に備えている。

[DW編集局]