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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
- 元記事公開日:
- 2018/11/01
- 抄訳記事公開日:
- 2019/01/09
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英国を量子技術の最先端に導くための新規ファンディング
New funding puts UK at the forefront of cutting edge quantum technologies
- 本文:
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2018年11月1日付ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の標記発表の概要は以下のとおり。
秋の予算編成方針で発表されたファンディングにより、英国民の現実の生活に多くの恩恵をもたらす量子コンピューティングの開発手段を手にするチャンスが科学者らにもたらされることになる。
英国は、2億3,500万ポンドのファンディングにより、量子技術超大国になるための国際競争においてさらなる一歩を踏み出した。これには、新しい国立量子コンピューティングセンターの設立、および新規の博士課程教育センターの設立が含まれる。
2014年から実施されている国家量子技術プログラムは、秋の予算編成方針で財務大臣が発表した2億3,500万ポンドの投資により拡大される。これは、9月に発表された4箇所の量子開発拠点の継続のための8,000万ポンドに上乗せされるもので、英国のこの先駆的プログラムが2019年から2024年の間に3億1,500万ポンドを受け取ることを意味する。
英国研究・イノベーション機構(UKRI)を通じて実行される個々のプロジェクトは、次のとおりである。
・新たな国立量子コンピューティングセンターの設立。これにより、実用的で拡張可能なマシン向けの基盤技術開発に必要な機器と専門知識を提供し、ソフトウェアの開発を可能にし、企業が自らに競争優位をもたらすこれらの知見を活用できるようにする。
・経済界全体で産業における量子技術の実用化を目指す「量子技術チャレンジ」(産業戦略チャレンジ基金 (ISCF)の第3波)。
・量子技術がもたらす機会を提示して、人々にキャリアの修得を促進するための、新たな教育・技術習得パッケージ(博士課程教育センターを含む)。 [DW編集局]