2018年11月9日付財務省の標記発表の概要は以下のとおり。

ミッドランド地方の企業と議会の指導者達は、この地域全体における投資・再生の最善の機会を特定する目的で、最先端技術の先駆的活用を図るべく、最大150万ポンドのファンディングを受ける。

「ミッドランド・エンジン・パートナーシップ」では衛星測位委員会と協力して、上記ファンディングを利用して、（インフラ、地域サービス、住宅建設、その他の開発を網羅する）この地域にリンクされた官・民セクターの膨大な既存データを結合して、この地域のデジタル・マップを開発する。

ミッドランドに関するこのような情報を初めて1箇所に集めることで、医療、教育、住居、商業、観光に関するより適切、迅速で、しかも情報に基づく意思決定が可能になる。このような動きは、雇用の創出、地域経済への恩恵、生産性の向上に役立つ。例えば、住宅建設のために指定された土地は、学校や事務所の複合施設など近隣の公共資産の開発に投資する機会として、また5G接続などの次世代技術を導入するための機会として、他のセクターが識別できるようになる。

この事業は、場所にリンクするデータの価値を最大化する政府の推進策の一環であり、年間110億ポンドを生み出す可能性がある。この事業は衛星測位委員会が主導しており、2017年11月に財務大臣が発表したものである。

[DW編集局]