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国・地域名:
オランダ
元記事の言語:
英語
公開機関:
オランダ科学研究機構(NWO)
元記事公開日:
2018/09/14
抄訳記事公開日:
2019/02/20

NWO社会科学・人文科学(SSH)部門の実行計画

Collaboration, connection and innovation: Implementation plan NWO Domain Social Sciences and Humanities (SSH)

本文:

オランダ科学研究機構(NWO)の2018年9月14日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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2018年4月、NWOは、2019年から2022年にかけての新たな戦略を発表した。この新戦略は現在、社会科学・人文科学(SSH)部門の実行計画、「協力、連携およびイノベーション(Collaboration, connection and innovation)」に織り込まれている。

この計画の作成にあたり、SSH部門委員会は、知識・情報機関の研究者や管理者、政策担当者から寄せられた意見を活用した。

この実行計画は、NWOの新戦略を支える5つの意欲的目標に従ったもので、社会科学・人文科学分野におけるこうした目標を詳述している。目的は、社会科学および人文科学をオランダ国内外において、NWOの戦略が定める枠組み内で最適のポジションに位置づけることである。

資金提供については、次の5つのルートがある。(1)NWOのTalentプログラムおよび(2)Open Competitionプログラム、(3)オランダ国家研究アジェンダ(Dutch National Research Agenda)、(4)知識・イノベーション契約(Knowledge and Innocation Contract)関連の研究(「トップ・セクター」)、ならびに(5)大規模インフラに対する助成金。SSH部門は、これらの助成手段を通じて社会科学・人文科学分野の優れた研究を促し、こうした研究が、科学と社会の両方に対して確実に影響力を持てるようにしていく。

[JSTパリ事務所]