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- 国・地域名:
- 韓国
- 元記事の言語:
- 韓国語
- 公開機関:
- 韓国航空宇宙研究院(KARI)科学技術情報通信部(MSIT)
- 元記事公開日:
- 2018/11/28
- 抄訳記事公開日:
- 2019/03/04
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韓国型試験ロケット 打上成功
- 本文:
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韓国初の独自技術で開発した75トン液体エンジンの性能試験等を目的とした試験ロケットの打ち上げが成功した。
28日16:00 ナロ宇宙センターから打ち上げられ,エンジン点火後151 秒間燃焼,燃焼目標値である140 秒以上を達成,燃焼終了時点で高度75km まで上昇,燃焼終了後,慣性飛行により発射後319 秒頃に最高高度209km に到達。以後,放物線型の飛行軌道に沿ってセンターから429km 離れた済州島の南東公海上に安全に落下したとしている。
今後,今回検証された75 トン級エンジンを使用して,2021 年を目標に1.5 トン級の衛星を搭載できる3段宇宙ロケット「韓国型宇宙ロケット“ヌリ号”」を開発する予定(予算:2010~2022 年総額1 兆9572 億ウォン投入予定)であり,2021 年に2度ヌリ号の試験打ち上げ(2 月/10 月)を行い,2022年に試験衛星を打ち上げる計画としており,2030 年には月探査を視野に入れている。
〔DW編集局〕*本記事は在韓日本大使館科学官の協力を得て作成された。