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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- エネルギー省(DOE)
- 元記事公開日:
- 2019/01/04
- 抄訳記事公開日:
- 2019/03/15
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DOEが新たな大気・陸域研究に1,600万ドルを支援
DOE to Provide $16 Million for New Research into Atmospheric and Terrestrial Processes
- 本文:
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1月4日付、エネルギー省(DOE)による標記記事の概要は次のとおりである。
DOEは気候地球システムモデルの精度を上げるための観測研究に1,600万ドルの支援を行うと発表した。これは2つのイニシアチブを支援するもので、1,100万ドルは雲とエアロゾルの理解に関する大気研究を、500万ドルは陸域のプロセスの研究を支援する。
大気研究は大気放射観測(ARM)施設(DOEの主要科学施設の一つで米国および世界のいくつかの場所にあり、大気現象を調査する高い能力を持つ)によって得られる観測とデータを使用する。 この施設は長年にわたり、雲、エアロゾル、降水の相互作用に関する観測データの主要供給源となっている。
陸域研究は2つに分かれる。1つ目は栄養素、炭素、水がどのようにしてエコシステムの地下と地上を循環するのかをより深く理解すること。2つ目はハリケーン、洪水、火災、海面上昇といった撹乱要素が沿岸地域の栄養素循環や草木に及ぼす影響をより深く理解することである。
究極の目的は新しい大気と陸域のデータを気候地球システムコンピュータモデルに取り込み、自然界のプロセスのより正確な描写を提供することである。
応募できるのは、大学と非営利団体で、個人でもチームでもよく、DOE以外の連邦政府研究機関もパートナーとして応募可能である。ピアレビューによる審査があり、支援期間は2-3年。2019年度予算で1,600万ドルがDOEの科学局により支援される。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]