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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国立科学研究センター(CNRS)
- 元記事公開日:
- 2018/12/17
- 抄訳記事公開日:
- 2019/03/18
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「持続可能性のための電力網(GPS)」プロジェクト
- 本文:
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2018年12月17日付国立科学研究センター(CNRS)の標記発表の概要は以下のとおり。
EUとイル・ド・フランス地域の支援を受け、スタートアップ5社と、動的気象研究所(LMD:CNRS /エコール・ポリテクニック / ENSパリ/ソルボンヌ大学)など公的研究機関が協力して、3箇所のスマート・キャンパスにおいて高度なエネルギー管理システムを展開する。
プロジェクトは多数の機器(メーター、安全な通信フロー、監視ソフトウェア、カーシェアリングステーション、太陽光発電、インテリジェント照明など)をリアルタイムで最適化し、複数のマイクログリッドシステム間の相互作用について研究する。
GPSプロジェクトの目的は、エネルギー消費のインテリジェント管理を確保するための未来インフラを試験することにある。200万ユーロの投資プロジェクトである本プロジェクトは、イル・ド・フランス地域が割り当てたEUの地域振興基金FEDERが42.5%の資金支援をしており、高等教育・研究グループのCESIのほか、LMD、Evolution Energy、Clem、DotVision、Elum、Luceorの7者によって支援される。
上記の関係7者は共同で、2020年までにイル・ド・フランスに3つのマイクロ・グリッドを展開する。その目的は、生産、貯蔵、エネルギー測定用の機器、通信ネットワーク、およびエネルギー効率の最適化と運用を可能にするソフトウェアを使用して、さまざまなレベル(建物、地域、車両)で効果的なエネルギー管理ソリューションを提供することにある。
[DW編集局+JSTパリ事務所]