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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- エネルギー省(DOE)
- 元記事公開日:
- 2019/01/16
- 抄訳記事公開日:
- 2019/03/20
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DOEが量子情報科学関連の化学・材料科学の新たな研究に4,500万ドルを提供
- 本文:
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1月16日付けのエネルギー省(DOE)による標記記事の概要は以下のとおりである。
本日、DOEは、量子情報科学(QIS)という重要な新興分野を推進するために、化学・材料科学の新たな研究に4,500万ドルを提供するイニシアチブを発表した。幅広い学際的な研究分野であるQISは、次世代のコンピューティングおよび情報処理、ならびにセンシングやその関連の応用における革新的技術の基盤を築くことが期待されている。
DOEのポール・ダバー(Paul Dabbar)科学担当次官は「このイニシアチブは、将来のQISシステムの基盤を形成する化学および材料科学のブレークスルーの最先端に米国が位置することを保証するものである。」と述べている。
本イニシアチブは次の2つの分野で研究提案を募る。
(1)QISの発展に関連する新システムや材料の設計と発見を目的とした化学・材料科学の研究
(2)化学と材料科学における問題を解決するための量子コンピューティングの活用国立研究所、大学、および非営利団体は、この3年間の本研究公募に応募することができる。この賞は、査読に基づいて採択される。本イニシアチブに資金を提供するDOE科学局の基礎エネルギー科学プログラムは、単独研究者/小グループと大規模な学際的チームの両方への資金供給を予定している。最終申請の締め切りは2019年5月3日である。2019年度の研究費総額は1,500万ドルを予定している。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]