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国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2019/01/18
抄訳記事公開日:
2019/03/26

BMWiのデジタル・ハブ・イニシアチブの第二回“Pitch Night“で「ユニコーン企業」を募集

Altmaier: Einhorn gesucht auf der 2. Pitch Night der Digital Hub Initiative des BMWi

本文:

連邦経済エネルギー省(BMWi)は1月20日にデジタル・ハブ・イニシアチブの第二回ピッチ・ナイトを開催することとし、概略下記のような報道発表を行った。

ミュンヘンで開催されるデジタル・ハブ・イニシアチブの第二回ピッチ・ナイトにスタートアップ企業と投資家が集まる。協力パートナーはDLD(Digital Life Design Conference)である。

アルトマイヤーBMWi大臣談:「ピッチ・ナイトはスタートアップ企業にとって、成果としてのイノベーションをプレゼンし、関連のあるパートナーから直接投資を募るための大きな舞台を得ることになる。こうした催しは、有望なスタートアップが企業として成功できるようにするために重要である。ここで合意された協力や投資から次の優秀な、ドイツのユニコーン企業が生まれてこないとは言えない。ドイツにはこの種のイベントがあまりにも少な過ぎる」。

新たに選考された9社は著名な投資家たち(Capnamic Ventures, Acton Capital Partners, TUM Venture Capital Partners等)にそのアイデアを披露する機会が与えられる。欧州で最も重要なデジタル・カンファレンスであるDLDで、聴衆はドイツの基幹産業、基幹技術に関する傑出した起業アイデアを知ることになる。サイバーセキュリティ、人工知能、モビリティ、インシュアテック等の領域に関するものである。

2018年3月にBMWiは第一回のピッチ・ナイトを開催した。参加したスタートアップの中にはこの催しの後、数百万ユーロの投資を集めたものもある。こうした成果に刺激されドイツの全12デジタル・ハブの起業家は今年度の催しに数多く応募し、その中から9つスタートアップが選ばれた。

BMWiはデジタル・ハブ・イニアチブによって、ドイツを世界をリードするデジタル拠点へと変革させたいと希望している。このため12の特有の重点テーマを持つデジタル・ハブの構築およびネットワーク化を支援している。「de:hub」というブランドの下、スタートアップ、既存のビジネス、研究機関、専門家の密接な協力によって、他に類を見ない革新的なネットワークが実現する。

12のデジタル・ハブは次の通り: Berlin(IoT & FinTech), Dortmund(Logistics), Dresden/Leipzig(Smart Systems & Smart Infrastructure), Frankfurt/Darmstadt(FinTech&Cybersecurity), Hamburg(Logistics),Karlsruhe(Artificial Intelligence), Köln(InsurTech), Mannheim/Ludwigshafen(Digital Chemistry & Digital Health), Nürnberg/Erlangen(Digital Health), München(Mobility & InsurTech), Potsdam(MediaTech), Stuttgart(Future Industries)

[DW編集局]