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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- エネルギー省(DOE)
- 元記事公開日:
- 2019/01/24
- 抄訳記事公開日:
- 2019/03/26
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DOEがグリッド近代化イニシアチブに4,000万ドルの投資を発表
- 本文:
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1月24日付、エネルギー省(DOE)による標記記事の概要は次のとおりである。
マーク・メネゼス(Mark Menezes)DOE次官は2019年度、グリッド近代化イニシアチブ(Grid Modernization Initiative: GMI)に4,000万ドルの投資を発表した。GMIはエネルギー省の全ての応用エネルギー局を巻き込むエネルギー省横断のイニシアチブであり、未来のグリッドを計測し、分析し、予測し、防衛し、コントロールする新しいツールと技術を開発すべく官民のパートナーと共に進めることに焦点を当てている。この取り組みは現政権が米国のグリッドを近代化し、レジリエントで信頼性があり、安全であり続けることを確保するための技術革新を推し進めていることを示すものである。
DOEの全ての国立研究所からのこの件の専門家を基軸に、このファンディングはグリッド近代化ラボ・コンソーシアム(Grid Modernization Laboratory consortium: GMLC)が企業と協力して将来の中核能力(core competencies)を構築するために使われる。応募の詳細は3月までには公表されるが、レジリエンス・モデリング、先進センサー、エネルギー貯蔵、サイバーセキュリティ、研究機関からの支援が重要な点となる。
今回の発表はシアトルで開かれたイノベーションXラボ・グリッド近代化サミットで行われた。サミットの目的はグリッド近代化やエネルギー貯蔵のような様々な重要分野で、国立研究所群と企業が強いパートナーシップを築くことであった。この発表により、DOEはイノベーション、先端研究、企業との連携の取り組みをさらに前進させていく。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]