2019年1月23日付スコットランド担当大臣室の標記発表の概要は以下のとおり。

これは、海洋汚染の影響を軽減し、食糧供給の安全保障を高め、感染症を抑えるプロジェクトを国全体で支援するための2億7,000万ポンドのパッケージの一部である。

英国を世界規模の主要課題の取り組みの最前線に置くことは、クリーンな成長、将来の輸送手段、健康的な高齢化、データと人工知能の活用といった課題に対処するために、政府、企業、および団体を一体化させる新産業戦略の一環である。

ストラスクライド大学とエジンバラ大学が運営するプロジェクトでは、世界をリードする英国の研究者が開発途上国および先進国のパートナーと協力して、世界的な課題のいくつかに取り組む。これらのプロジェクトには、英国政府が3500万ポンド以上の資金支援を行う。

ストラスクライド大学が率いる”One Ocean Hub”は、1,800万ポンド以上のファンディングを受ける。汚染を削減し、海洋を持続可能な状態に維持しながら、海洋資源を保護し、最大限に活用するために、世界中の研究者と地域社会を結びつけるという事業を支援する。

またエジンバラ大学は、「マルチハザード都市災害リスク移行ハブ」（Multi-Hazard Urban Disaster Risk Transitions Hub）を率いるべく、1,750万ポンド強のファンディングを受ける。これは都市計画において、より有効な回復力を組み込むことで、貧困層の災害リスクの削減を目指すものである。

[DW編集局]