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- 国・地域名:
 - 英国
 - 元記事の言語:
 - 英語
 - 公開機関:
 - Innovate UK
 - 元記事公開日:
 - 2019/02/01
 - 抄訳記事公開日:
 - 2019/04/10
 
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バイオニック・アームの新興企業がグローバル化に向けて460万ポンドの支援を受ける
 - 本文:
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2019年2月1日付Innovate UKの標記発表の概要は以下のとおり。
ブリストルに本拠を置くOpen Bionics社は、投資家から460万ポンドの投資を受けて、3Dプリントで製作したオーダーメイドの義肢をさらに多くの子供たちや若い人々に提供する。この投資により、Open Bionics社は製造能力を拡大し、英国のほか米国を含む海外市場にも製品を提供できるようになる。
子供や若い人たち向けの義肢は、彼らが成長するにつれて変化していくという要件を満たす必要があり、学習や遊びにおける、多様な動作に適応していく必要がある。Open Bionics社はこの課題を解決するために、”Hero Arm”を開発した。
3Dプリントを使用して、軽量で調節可能でマルチグリップ機能を備えた、低コストの筋電義手が開発された。制御は上腕の筋肉の動きを検知して反応するセンサーを介して行われる。このデバイスは、9歳の子供でも使用できる。
“Hero Arm”の開発は、SBRI Healthcareを活用する国民保健サービス イングランド(NHS England)との契約による支援を受けた。SBRI Healthcareは、Innovate UKのプログラムで革新的な企業が大規模な公的機関と協力して新技術を実装するのを支援する「中小企業研究イニシアチブ(SBRI)」の一部である。
Open Bionics社は、小児肢切断者向けの人工義肢の臨床試験を支援する目的で69万7,464ポンドの助成を受けた。これが製品の医学的認証に役立った。現在は、NHSのほかフランスやドイツなどその他の国民医療システム、さらには個人向け販売を通じて入手可能になっている。
 [DW編集局]