[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)
元記事公開日:
2019/02/11
抄訳記事公開日:
2019/04/16

103の中核的拠点研究室(LabEx)に対して5年間の研究支援延長を発表

Annonce des 103 laboratoires d'excellence (LabEx) prolongés pour une durée de 5 ans

本文:

2019年2月11日付高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)の標記発表の概要は以下のとおり。

MESRIのフレデリック・ヴィダル(Frédérique Vidal)大臣と投資事務総長のギヨーム・ブーディ(Guillaume Boudy)氏が103の中核的拠点研究室(LabEx)のリストを発表した。これらの研究室は、エドゥアール・フィリップ(Edouard Philippe)首相が、国際審査員による肯定的な評価結果に基づいて、5年間の支援延長を決定したものである。支援は国が5年間に亘って4億4400万ユーロを投資する追加的取り組みを示すものである。

2011~2012年以降、国は将来への投資プログラム(PIA)の一環として、LabExを支援している。LabExでは、国際的な視野に立つ研究チームが集結して、野心的な科学プロジェクトを展開するべく力を結集し、外国のカウンターパートと対等な関係を築き、研究、人材育成、成果利用に関して統合的方針を構築するほか、学生や高レベルの研究者を受け入れている。

これら LabEx はあらゆる分野の知識に関わっており、それらの多くでは様々な専門分野の研究者が結集して多分野プロジェクトに取り組み、新しい研究テーマを引き出している。

これらの LabEx によって実施された研究等の質について政府は2015年に最初の「中間」評価を実施した後、2017年に LabEx の詳細な評価を実施し、審査委員会の肯定的な評価の対象となるLabExについては5年間延長する旨決定した。

2018年9月に、114のLabExが国立研究機構(ANR)に出願書類を提出した。審査委員会は、114件の出願書類を審査した結果、政府は103件のLabExについて支援を更新すべき旨進言した。

[DW編集局+JSTパリ事務所]