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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国防総省(DOD)
- 元記事公開日:
- 2019/02/22
- 抄訳記事公開日:
- 2019/04/24
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DODがデジタル製造・設計イノベーション研究所(DMDII)に1,000万ドルの資金を提供
- 本文:
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2月22日付けの国防総省(DOD)による標記記事の概要は以下のとおりである。
DODはデジタル製造・設計イノベーション研究所(DMDII)に1,000万ドルの資金提供を行う。これには、今後5年間で2,000万ドル以上のオプションが含まれる。この資金は、6,000万ドルを上限とする政府資金の新しい複数年追加合意の一部である。
DODは、国家防衛戦略を支えるためのDOD改革に関する取組みの一環として、長期にわたりDMDIIとの戦略的パートナーシップを継続する。
2014年に設立されたDMDIIは全米で60以上の応用研究プロジェクトに約9400万ドルを投資している。DMDIIは、政府所有の米国最大の兵器製造業者である米国陸軍ロックアイランドアーセナル(Rock Island Arsenal)と協力している。兵士への装備提供の迅速化を目指し、アーセナルとDMDIIはアーセナルの製造工程の評価のために3Dモデリングを活用している。
DOD製造研究所・製造技術プログラム担当ディレクターであるトレーシー・フロスト(Tracy Frost)は、「DMDIIの使命は、米国の製造業者を改善することにあり。そのためには、生産ラインがネットワーク接続できるようにソフトウェアとセンサーを組み込む必要がある。これにより、製造機器がリアルタイムでデータを送受信し、製造プロセスそのものを改善することができるようになる。」と述べている。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]