[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2019/02/26
抄訳記事公開日:
2019/04/25

南極大陸におけるNSF物流拠点のインフラ近代化プロジェクトの推進

Modernization of NSF’s logistics hub in Antarctica ready to move forward

本文:

2019年2月26日付けの国立科学財団(NSF)による標記記事の概要は以下のとおりである。

国家科学審議会(NSB)は、NSFの南極インフラ近代化計画(AIMS)プロジェクトの推進を承認した。AIMSは、世界クラスの科学を支えるためにマクマード基地をエネルギー効率と運用効率の高いプラットフォームに整備・修復するための10年間の事業として計画されている。極地プログラム局(OPP)を通じて、NSFは米国南極計画を管理する。これは、南極大陸およびその周辺海域での米国の科学的取り組みに資金を投入し、促進するものである。

AIMSは、南極における研究と研究支援の将来に関する2つの外部専門家グループによる主要な勧告に対処する。最初の報告書「南極大陸および南洋における将来の科学の機会」は、全米科学・工学・医学アカデミー(NASEM)の支援を受けて2011年に公開されたもので、次の数十年にわたっての科学の推進力の可能性を示したものである。2012年に発表されたもう一方の報告書「物流の有効性の向上による南極の科学の向上」は、大統領府科学技術政策局(OSTP)とNSFの委託により、政府の有識者会議がインフラストラクチャと物流サポートについて調査したものである。NSFの大規模施設事務所の要件に従って、専門家はその後3段階のレビューを行っている。それらは、概念設計レビュー、予備設計レビュー、最終設計レビューであり、最後のレビューは10月に完了した。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]