[本文]

国名:
米国
公開機関:
エネルギー省(DOE)
元記事公開日:
2019/02/28
抄訳記事公開日:
2019/05/09
元記事の言語:
英語

DOEが原子力研究開発インフラを刷新するための多目的試験炉(VTR)プロジェクトを開始

Secretary Perry Launches Versatile Test Reactor Project to Modernize Nuclear Research and Development Infrastructure

本文:

2019年2月28日付けのエネルギー省(DOE)による標記記事の概要は以下のとおりである。

本日、DOEリック・ペリー(Rick Perry)長官は、多目的高速中性子源(Versatile Fast Neutron Source)プロジェクトの立ち上げを発表した。これは、多目的試験炉(VTR)とも呼ばれるもので、 2017年原子力エネルギー革新能力法(Nuclear Energy Innovation Capabilities Act of 2017)に指定された基本的プロジェクトの1つである。

この高速中性子試験設備は、米国が先進的な原子炉技術開発の目標を達成する助けとなるものである。VTRプロジェクトは、先進の核燃料、材料、計測器、センサーの加速試験のための最先端の能力を提供する。これにより、DOEの基幹的な原子力エネルギーインフラを最新化し、安全で効率的かつタイムリーな方法で米国内において重要な先端技術と材料の試験を可能にすることが期待される。

2017年原子力エネルギー革新能力法(NEICA、2018年9月制定)は、多目的中性子源の条項を含んでおり、DOE長官に対して、国立研究所のユーザ施設としての多目的原子炉をベースとする高速中性子源のミッションを決定するとともに、2025年12月までにVTRの建設を完了し、操業開始の承認を行うよう指示している。DOEのアイダホ国立研究所(INL)がVTRプロジェクトを主導する。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]