[本文]

国名:
ドイツ
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2019/03/15
抄訳記事公開日:
2019/05/14
元記事の言語:
ドイツ語

2019科学年のテーマ「人工知能(AI)」

Wissenschaftsjahr 2019 – Künstliche Intelligenz

本文:

2019科学年のテーマが人工知能(AI)となり、これに関して連邦教育研究省(BMBF)は下記のように発表した。

コンピュータはチェスで人間に勝ち、複雑なデータを秒速で分析し、病気の診断を支援する。このようにAIはあらゆることを可能にする。AIは人間を支援し、人間の生活の多くの領域を改善するポテンシャルを有している。同時にいかなるAIにも制限が必要である。AIは人間に仕えるものでなければならず、法的、倫理的なガイドラインに従わねばならないからだ。社会的共存の基本的価値は常に全てのAI判断の規範となるものである。AIを成功させるためには、AIのチャンスとリスクに関して早期に議論することが重要である。このために今年の科学年は「AI」を主題とする。

対話を行い、疑問に答える

BMBFは科学年の情報を発信し、対話を行いたいと考えている。即ち、市民、アカデミア、政界、経済界、社会における責任者たちの間の対話である。

プライバシーおよびデータの保護が特に重要視されるのは、この点にこそ特別な緊張関係が存在するからである。一方、AIは学習のためにデータを必要とするが、トレーニングデータの匿名性は確保されなければならない。これをどのようにして成功させるのか、社会的対話において解をえなければならない。

議論し、実行する:一緒にしませんか

AIというテーマで約20の一般大衆を対象とした助成プロジェクトが実施される。児童や若者、学生、若手研究者または科学、教育、文化、メディア、政治方面の関係者が対象である。科学年は、広告およびポスター、デジタルフォーマット、ウェブサイト(www.wissenschaftsjahr.de)、ソーシャル・メディアから数多くのインタラクティブなプラットフォームや催しを通じて、討論への参加を促している。

[DW編集局]