[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
元記事公開日:
2019/03/26
抄訳記事公開日:
2019/06/03

欧州・国際協力における英国のファンディング・スキームの設計に関する助言をエイドリアン・スミス教授に委任

Professor Sir Adrian Smith appointed to provide advice on the future of European and international collaboration

本文:

2019年3月26日付ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の標記発表の概要は以下のとおり。

クリス・スキッドモア(Chris Skidmore)科学担当大臣はこのほど、アラン・チューリング研究所の所長および最高経営責任者であるエイドリアン・スミス(Adrian Smith)教授が、欧州諸国や他国との科学・研究・イノベーション協力における英国のファンディング・スキームの設計について独立した助言を行う旨発表した。

英国は、世界規模で繋がる研究拠点を擁する世界を主導する研究国である。欧州や広範な国際的パートナーとの共同研究は、科学と研究における英国の強みにとって重要である。英国の研究成果の半分以上にそのような共同研究を含んでいる。英国は世界的なイノベーション国の上位4か国に入っており、他の大国に比べ国際的流動性のある研究開発をより引き入れており、英国の研究開発投資の16%が海外からの投資によるものである。

国際的パートナーシップや共同研究は、英国を未来の産業において最先端に位置付けるという「産業戦略」の主要課題を支援するなど、英国の目標達成に資する重要な役割を果たす。スミス教授の助言は、英国が今後も確固として、科学・研究・イノベーションにおける世界的なリーダーであり続け、個人の研究や仕事の場として魅力的な国であり続けるという政府目標の実現のための方向性を定めることに資するものである。

[DW編集局]