[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2019/04/02
抄訳記事公開日:
2019/06/05

BMBFとBMWiが「ドイツ第二クラスターウイーク」の開催を宣言

Startschuss für die „2. Clusterwoche Deutschland“

本文:

4月2日連邦教育研究省(BMBF)大臣および連邦経済エネルギー省(BMWi)大臣が共同で後援する「ドイツ第二クラスターウイーク」の開催を宣言し、これに関してBMBFは概略下記のような報道発表を行った。

カルリチェクBMBF大臣およびアルトマイヤーBMWi大臣は共同で後援する「ドイツ第二クラスターウイーク」の開催を宣言。4月11日までドイツ全国のクラスター・イニシアチブが、クラスターウイークの下で、セミナー、シンポジウム、ワークショップ、展示会等の形で幅広く一般公開される。

クラスター・イニシアチブは約200の催しを予定しており、そのうち37件はハノーバー見本市で行われる。クラスターの多くの活動にはスウェーデン、イスラエル、カナダ、ポルトガル、オランダ、フランス、英国など国際的パートナーがいる。国際的なパートナーとの協力は、人工知能(AI)、バイオテクノロジー、医療技術の領域における発展促進が期待されている。

カルリチェク大臣は、「国際ネットワークとの協力はイノベーションを加速させる。連邦政府はイノベーションを主導する拠点としてのドイツの位置づけを確保していく。クラスターを結びつけることで、科学、経済、社会の間に橋を架けていく。特に、ドイツ経済の心臓である中小企業も、イノベーション・ネットワークの一部とすることで、恩恵を受ける。国境を超えた、学際的な協力は進歩を加速させ、研究成果の実用への移転を前進させる」と強調した。

アルトマイヤー大臣は、「特に技術分野の境界接点において、大きな創造性のポテンシャルが存在する。クラスター・ネットワークは、未来の課題解決のための重要な要素であり、研究成果の市場への移転の改善に重要な貢献を果たす。これこそが我々のトランスファー・イニシアチブの目標である。クラスターウイークによって、ドイツのクラスター全体が持つ優れたサービスそして大きな多様性、経済拠点ドイツにとっての重要性をよりはっきりと見せていきたい」と強調した。

「ドイツ・クラスターウイーク」はドイツのクラスター・イニシアチブの活動や地域にとっての影響を、一層明確なものにするために開始されたものである。BMWi、BMBF、各州政府は、産学間の交流を促進させ、クラスター・イニアチブのイノベーション創出の可能性を明確化するフォーラムを支援している。

第二クラスターウイークの締めくくりとなるのは2019年4月11日のBMWiで行われるgo-clusterプログラムの年次大会である。

[DW編集局]