[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国原子力公社(UKAEA)
元記事公開日:
2019/03/29
抄訳記事公開日:
2019/06/06

欧州トーラス共同研究施設(JET)の契約延長が英国とECとの間で合意された

Future of JET secured with new European contract

本文:

2019年3月29日付英国原子力公社(UKAEA)の標記報道発表の概要は以下のとおり。

世界最大の核融合研究施設である欧州トーラス共同研究施設(JET)の契約延長が、英国と欧州委員会(EC)との間で合意・署名された。この契約延長により、今後2年間にわたりEUからの新規対英投資1億ユーロ以上が確保される。このニュースは、オクスフォード近郊のカルハムのサイトに勤める500名以上のスタッフに安心感をもたらした。

オクスフォードシャーのJET施設のスタッフは、クリーンで、安全で、尽きることのないエネルギーの供給を目的とした最新技術の研究を実施する。今回の契約更新により、EU離脱の情況とは無関係に2020年末までの運用が保証される。

JETはオクスフォード近郊のカルハム科学センターでUKAEAにより運用されている。これを用いて欧州28か国の科学者が将来のカーボン・フリーの核融合エネルギーの可能性を探る研究を実施している。この研究は欧州原子力共同体(Euratom)条約の下で行われているが、英国政府がEU離脱プロセスの一環でEuratom離脱を考えているので、JET施設の今後については2017年以来議論されてきた。

[DW編集局]