[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
Innovate UK
元記事公開日:
2019/04/03
抄訳記事公開日:
2019/06/07

エネルギー革命を飛躍的に促進する4件の最先端実証プロジェクトの発表

Four leading edge demonstrators to jumpstart energy revolution

本文:

2019年4月3日付Innovate UKの標記報道発表の概要は以下のとおり。

英国全土における4件のスマートエネルギー・システム実証プロジェクトが、エネルギー・クリーン成長担当大臣のクレア・ペリー(Claire Perry)氏によってこのほど発表された。これらのプロジェクトは、電気自動車の充電、機械学習による暖房と電力の管理から、リチウムイオン電池による電力貯蔵、ヒートポンプの使用に至るまで、最新のエネルギー・イノベーションを組み合わせて、より安価でクリーンなエネルギーをユーザに提供できる方法を示すものである。

4件のプロジェクトは次のとおり。

  • Pivot Power社が主導するオックスフォードのThe Energy Superhub
  • ヨーロッパ海洋エネルギーセンターが主導するオークニー諸島のReFLEX Orkney
  • Scottish and Southern Electricity Networks社が主導するProject Leo(Local Energy Oxfordshire)
  • Advanced Infrastructureが主導するウェスト・サセックス州のSmart Hub SLES

上記4件の実証プロジェクトでは、企業が地域のエネルギー・アプローチを大規模に展開できる方法を示す。これにより消費者にとってより良い成果を生み出し、英国の経済成長を促進する。2020年代初頭までに、これら実証プロジェクトは、よりスマートな地域エネルギーシステムにより、よりクリーンで安価なエネルギー・サービスの提供が可能であることの証明を狙う。

各プロジェクトは、次のことを可能にするよりスマートな新規の地域エネルギー・アプローチを実証する必要がある。

  • エンドユーザ向けに、よりクリーン・安価で、より望ましいエネルギー・サービスを提供すること
  • より豊かで回復力のある地域社会に導くこと
  • 投資にふさわしく、成長が可能で、2020年代に再現可能な新たなビジネス・モデルであること
  • 2020年代初頭までに新たなエネルギー・システム・アプローチの効果と効率について明らかにすること

[DW編集局]