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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国防省(MOD)
- 元記事公開日:
- 2019/04/09
- 抄訳記事公開日:
- 2019/06/12
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国防省がドローンの脅威に対抗する次世代防御能力の開発に200万ポンドを投資
- 本文:
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2019年4月9日付国防省(MOD)の標記報道発表の概要は以下のとおり。
MODのイノベーション・ハブである国防・安全保障促進機構(DASA)が実施する公募では、敵の無人航空機システム(UAS)がもたらすリスクに対抗するための堅牢かつ費用対効果のよい次世代ソリューションを求めている。
MODは、新しい防御能力の開発を目指しており、それは複雑で多様な環境において、敵対的なUASを検出、追跡、識別し、打ち負かす能力を有した自律的意思決定メカニズムとネットワーク化されたセンシング・システムを利用するものである。
今回の公募では、特に次のような現在および将来のUASの能力に関する課題への対処に重点を置く。
- 次世代の対UAS防衛技術:堅牢かつ費用対効果に優れたセンシングや攻撃オプションを提供する新技術のソリューション
- 柔軟性のある対UAS防衛技術:対UAS防衛技術を他の監視システムや協調的無人機認識システムと一体化して連携させることが可能なプログラム
- 将来のUASシステムへの対抗策:群れの中や非常に混雑した空域で、自立的に振る舞うUASからの脅威を検出して軽減する能力の開発
提案の概念実証を行う第1段階は、およそ80万ポンド相当で、2019年7月から2020年3月の間に実施される予定である。公募向けのファンディング総額は200万ポンド以上で、複数段階に分けて支給される見込みである。
[DW編集局]