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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)
- 元記事公開日:
- 2019/04/10
- 抄訳記事公開日:
- 2019/06/13
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2025年までに農薬の使用を半減させ、2020年末までに大半のグリホサート使用から脱却
- 本文:
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2019年4月10日付高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)の標記発表の概要は以下のとおり。
政府は4月10日付で、農薬削減国家計画に関する戦略方針策定・進捗管理委員会(COS)を正式に発足させた。これにより、政府は新規のEcophyto II +計画を通じて、2025年までに農薬の使用を半分にし、2020年末までには大半の用途においてグリホサート使用を削減するという目的を達成する旨、再確認した。
計画の統括と進捗管理は、農薬の使用削減に向けて取り組む官・民の関係者が関与する「タスクフォース」の創設によって強化される。
研究への割り当て資源が強化される。第3次「将来への投資」プログラム(PIA3)の一環で3,000万ユーロの資金支援を受ける優先研究プログラムが決定された。農業生態学、生物防除、遺伝学、予防策を手段として活用して、「その他の方法で栽培・保護する」ことを可能にすることで、農薬の使用に代わる方法を特定し、従来製品の使用を可能な限り減らすことを目的とする。プロジェクト公募は2019年6月に開始される。
上記委員会により、グリホサート問題をより具体的に検討することが可能になった。グリホサートの代替品を農家に提示するリソース・センターが2月から稼働している。国立食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は現在、国立農学研究所(INRA)の支援を受けて、グリホサートをベースとする製品の比較評価を実施している。比較的リスクが少なく、経済的にも耐える、有効な代替品が存在することで、グリホサートの使用は次第に禁止されることになる。主要関連企業との対話が2019年夏までに開始される。
[DW編集局+JSTパリ事務所]