2019年4月16日付けの国防総省（DOD）による標記記事の概要は以下のとおりである。

DODは、「国防 科学・技術・工学・数学（STEM）教育コンソーシアム（DSEC）」協力契約の受賞者を発表した。協力契約はResearch Triangle Institute（RTI）に授与され、RTIは5年間で年間最大1500万ドルを受け取る予定である。DSECの目的は、幼稚園児から学部学生に対するSTEM教育およびアウトリーチ活動のうち、強力なプログラムを特定して支援することである。同様のSTEM目標を持つ組織のコンソーシアムを通じて、DODに持続可能で広範囲なプログラムを提供する。

RTIは、DODのSTEM戦略計画のビジョンと目標を達成するため、以下の事項を含む戦略を特定する。
1．DODの重要な任務領域における優秀なSTEM労働力を育成する。
2．STEM分野におけるキャリアのための米軍の扶養家族の参加を促進する。
3．STEMへの関心を誘発する教育、アウトリーチプログラム、活動を提供する。
4．十分なサービスを受けられていないグループの参加を促進する。

DSECメンバーとそのSTEM教育とアウトリーチ活動には、「インスピレーションと認識科学技術」、「国家数学科学イニシアティブ」、「MATHCOUNTS」、「米国科学工学フェスティバル」などのプログラムが含まれる。これらのプログラムは、継続的な教育を通じて、優れたSTEM人材をDODに引き付け、鼓舞し、育成することに役立つと共に、現在および将来における防衛技術上の課題を解決するために、DODの現行のSTEM従事者を成長させることに役立つ。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]