2019年4月17日付国立研究機構（ANR）の標記発表の概要は以下のとおり。

4月16日ANR、ドイツ研究振興協会（DFG）、科学技術振興機構（JST）は東京において、これら3か国の優先テーマである人工知能（AI）のプロジェクト公募に関する協定に調印した。公募は各ファンディング機関によって2019年6月に開始される。

（フランスの）「人工知能に関する国家計画」に資するこの3か国によるプロジェクト公募は、2018年11月21～22日に350人以上の専門家が集まったAIに関する第1回仏・独・日シンポジウムに続くもので、AIとその応用（医療、環境、輸送等）に関する研究交流を促進し、協力関係を強化するものである。

このプロジェクト公募はANR、DFG、JSTが共同で資金支援するもので、仏、独、日が共通のビジョンを共有しているこの分野で、優れた研究プロジェクトを支援し、科学協力関係を発展させることを目的としている。これはJSTの「AIPネットワークラボ」が網羅しているような広い意味のAIに関するものである。

本協定の署名は3か国の大使の出席の下、東京のドイツ大使館で行われた。

[DW編集局+JSTパリ事務所]