2019年4月23日付オランダ科学研究機構（NWO）の標記発表の概要は以下のとおり。

「NWO-WOTRO グローバル開発のための科学」プログラムでは2018年12月に「SDG共同研究プログラム」の第2次提案募集において、8件のプロジェクト提案に賞を授与した。この研究プログラムは持続可能な開発目標（SDG）を達成するために、基盤的な理解とその活用との橋渡しをするエビデンス・ベースの知識の新規開発を目的とする。2019年4月4日、資金支援を受けた全プロジェクトの各コンソーシアム構成組織の代表がキックオフ会合に出席した。

上記会合における議論の焦点は次のようなものであった。

• 他のコンソーシアムが取り組んでいるテーマについて、お互いの情報交換が有用であった。
• 知識共有と研究の取り込みは、本プログラムの不可欠な部分を成す。
• 中間評価会議などで、学んだ教訓に関する経験をプロジェクト間で共有することが重要である。
• 研究結果をまとめるだけでなく、そのような研究プロジェクトやプログラムのオランダへの関連性を示すことも重要である。
• ストーリーマッピングや様々なメディアチャンネルを介した情報共有は、研究の関連性を示すのに役立つ。

　[JSTパリ事務所]