[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
元記事公開日:
2019/05/03
抄訳記事公開日:
2019/06/28

英国政府がスコットランドにおける数百万ポンド規模の水中エンジニアリングハブ計画を支援

Scottish underwater engineering base to propel UK to the top of ‘blue economy’

本文:

2019年5月3日付ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の標記発表の概要は以下のとおり。

英国政府はアバディーンにおける数百万ポンド規模の水中エンジニアリングハブの業界計画を後押ししている。

英国中の産業界と学術界の水中技術を結集して計画されているグローバル水中エンジニアリングハブ(Global Underwater Engineering Hub)は、この分野における英国の世界的リーダーとしての地位を強化し、海中ロボット工学、遠隔操作潜水艇、海洋支援船舶の専門能力を構築する。またブルーエコノミーの好機をつかむことで、英国の石油・ガス・セクターの多様化を援助し、英国が化石燃料からクリーンな成長へ向かうよう支援する。

英国はすでに水中エンジニアリングの分野で世界市場の40%のシェアを占めており、2035年までに全世界で1,000億ポンド以上の市場規模になりうる産業から利益を得るという最高の地位にある。

石油・ガス産業と再生可能なサプライチェーンとの間の既存の相乗効果に基づいて、上記の新規ハブは、英国の石油・ガス・セクターの多様化の援助を目的とした英国政府からの継続的な支援のパッケージの一部を形成するものである。

これには、英国大陸棚の独立規制機関としての石油・ガス機構(Oil and Gas Authority)の設立、アバディーンの石油ガス技術センター創設に向けての9,000万ポンドの支援、英国大陸棚の開発地域における地震調査に対する4,500万ポンドの支援が含まれる。

[DW編集局]