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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 科技日報
- 元記事公開日:
- 2019/05/10
- 抄訳記事公開日:
- 2019/07/01
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我が国の五大人工知能オープンイノベーションプラットフォームの様相
- 本文:
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5月9日に開催された世界人工知能アプリケーション博覧会において、我が国の五大国家人工知能オープンイノベーションプラットフォームである、百度の「自動運転」、アリババの「都市ブレイン(スマートシティの計算センター)」、テンセントの「医療画像認識」、アイフライテックの「スマート音声認識」、センスタイムの「インテリジェントビジョン(AI画像処理技術)」が一堂に会し、最新の製品が展示された。
2018年末までに、20省で30余りの人工知能特別支援政策が実施された。特に、北京、広東、長江デルタは、三大集積地を形成し、全国の1000を超える企業のうち、86%がこれらの地域に集まる。上記5社等リーディングカンパニーの競争は激化している。
当大会期間中、国内外から200余りの企業が参加し、ファーウェイのARMベースのCPU、アリババの工場内自動運搬機、ハイセンスのクラウド交通、クラウドマインドのサービスロボット等、1000以上の人工知能製品が展示された。また会場では、余興としてAIによるマジックやロボットによる演奏も披露された。
中国科学技術部高新技術産業司の梅建平副司長は、科学技術部は人工知能技術の開放型革新システムの構築に力を入れており、関連機関との連携を推進していると述べた。2030年に来るべき次世代人工知能技術に向けた重大プロジェクト(AI2030)をうけ、基礎研究と応用研究開発を推進する。
オープンシェアを推奨し、国家の次世代人工知能開放革新プラットフォームの建設を推進し、革新的なリソースの開放共有を促進する。最先端戦略研究に焦点を当てながら、人工知能の関連法・倫理基準と社会統制に関する研究を強化すると述べた。
〔DW編集局〕*本記事は科学技術振興機構北京事務所の協力を得て作成された。