[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国立科学研究センター(CNRS)
元記事公開日:
2019/05/16
抄訳記事公開日:
2019/07/11

Tara Océan 財団がプラスティック汚染源である欧州の10河川で新しい調査ミッションを開始

La Fondation Tara Océan lance une nouvelle mission sur 10 fleuves d’Europe aux origines de la pollution plastique

本文:

2019年5月16日付国立科学研究センター(CNRS)の標記報道発表の概要は以下のとおり。

プラスティック廃棄物はどこから来るのか。どのような形で海に到達するのか。その流れを止めるにはどこに努力を集中すべきか。それらは海洋の生物多様性と生物にどんな影響を及ぼすのか。今日では、海のプラスチック廃棄物の80%は陸地由来のものと推定されている。

2010年からこの問題に取り組んできたTara Océan財団と欧州分子生物学研究所(EMBL)にとって、この「流出」を効果的にせき止めるために、プラスティック廃棄物の海への漏出を調査し、説明することが喫緊の課題である。この新たな2019年プラスティック・ミッションは、科学的側面をCNRSが統括し、数か国を回り、6か月間で欧州の主要10河川を調査する。この調査は2019年5月23日に、帆船タラ号の本拠地であるロリアン(モルビアン)から開始される。

[DW編集局+JSTパリ事務所]