[本文]

国・地域名:
ロシア
元記事の言語:
英語
公開機関:
ロシア大統領府
元記事公開日:
2019/05/17
抄訳記事公開日:
2019/07/12

プーチン大統領と国防省高官および防衛産業CEOらと会合

Meeting with senior Defence Ministry officials and defence industry CEOs

本文:

2019年5月17日付ロシア連邦大統領府の発表では、標記会合におけるプーチン大統領の冒頭挨拶の内容を伝えている。概要は以下のとおり。

今回は航空宇宙軍の展開と装備に焦点を当てる。また、物理学の新しい原理に基づいて開発される兵器を含む最先端兵器開発の具体的検討を提案する。

ロシア製の光学系・高感度オプトエレクトロニクスを使用するレーザー・システムについても議論する。これらレーザー・システムには、つい最近までサイエンスフィクションの世界のものと思われていた武器の種類が含まれる。今や現実のものになっている戦術的戦闘レーザー・システムである。

これらは、今後数十年、そして実質的に21世紀全体にわたってロシア陸・海軍の戦闘能力を大きく左右する武器であるため、プロジェクトをタイムリーに完了させることが非常に重要であることを強調したい。

必要な成果が得られれば、これらの開発を民生用の目的に活用できるし、当然それを追求すべきである。このような開発は、北極圏、歴史的・戦略的に価値のある地域など、特定の地域で強く求められている。

最後に、ペレスウェート(Peresvet)戦闘レーザー・システムやキンジャール(Kinzhal)極超音速空中発射ミサイルシステムを含む、最新兵器の配備に関する最初の実際的な結果について議論する。

[DW編集局]