2019年5月23日付英国宇宙庁の標記発表の概要は以下のとおり。

英国宇宙庁の若者向けSatelLifeコンペティションの受賞者のアイデアには、犯罪と戦うドローンからショッピングカートの追跡まで革新的なアイデアが含まれている。

11歳から22歳までの全ての受賞者は、開発のためのさらなる支援の獲得を期待して、業界の専門家審査員からなる委員会に対して自分たちのアイデアを売り込む。過去数年間に、このことが仕事の依頼、追加ファンディング、試作品製作の支援につながってきた。

受賞例には次のものがある。ポーツマスの女子学生であるロウェナ・ハル（Lowena Hull）は、放棄されたスーパーマーケットのショッピングカートを追跡するアイデアで、7,500ポンドの個人賞を受賞した。コーンウォール出身の4人のティーンエイジャーは、公衆トイレを見つけるアプリで、グループ賞として7,500ポンドを獲得した。

宇宙セクターは英国で最も急成長している分野の1つであり、2030年までにさらに3万人の新規の就業機会が創出されると推定されている。上記 SatelLife コンペティションは、今年で3年目を迎えるが、若者に対して、人工衛星が日常生活にどのような影響を与えるのかを考え、宇宙セクターが提供する職業機会について学ぶことを奨励することを目的としている。

[DW編集局]