[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2019/06/07
抄訳記事公開日:
2019/07/26

環境保護計画2050の研究プラットフォームがスタート

Wissenschaft und Technik im Einsatz für den Klimaschutz

本文:

2019年6月7日シュルツェ連邦環境大臣とカルリチェク連邦教育研究大臣が「環境保護計画2050」(Klimaschutzplan 2050)に関する研究プラットフォームをスタートさせ、これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。

この研究プラットフォームは、環境保護に関するドイツの長期戦略の実行および更なる展開において専門家と共に連邦政府を支援しようとするものである。プラットフォームを管理するのは、有名な研究機関の科学者10名からなる管理委員会である。

カルリチェク大臣談:「優れた環境保護政策のためには、科学的知識に基づかなければならない。気候研究では既に過去数十年にわたり、非常に優れた知識ベースを築いてきており、知見を実行に移し、効率的に保護することが肝要である。これが、我々が環境保護計画2050によって達成したいことである。加えて、研究努力を更に強化し、社会的市場経済から社会生態学的な市場経済に至る体系的な変化を生み出すことができるからである」。

シュルツェ連邦環境大臣:「連邦政府が決定した環境保護2050は温室効果ガスの排出ゼロを目指す欧州に対しドイツが行う貢献であり、新たなプラットフォームはカーボンフリーな経済や社会への移行に関する科学的基礎および技術的ノウハウをもたらすものである。輸送業、建築業、製造業および農業における大胆な環境保護策によって、経済拠点としてのドイツの近代化のチャンスを利用して、世界に向けて、環境保護と経済繁栄が連携しながら推進できることを示していく」

連邦政府は、環境保護計画2050によって、各種セクターにおける温室効果ガスの具体的かつ大胆な削減目標について合意した。同計画には研究とイノベーションの重要性も明確にされており、幅広い、科学に基づいた今後のモニタリングプロセスも決定されている。研究プラットフォームはこのプロセスの一部であり、環境保護に関するテーマの評価を実施し、環境保護計画やプログラムの検討、決定のために必要な情報を提示する。同時に有効性や、コスト、影響、副作用、プログラムについての経済的・社会的なチャンスとリスク等を、全ての産業セクターにわたって考慮する。選ばれた自然科学および社会科学の研究機関は学際的に協力し、定期的な意見交換を行う。

環境保護計画2050科学プラットフォームの活動は、連邦環境省とBMBFが共同で維持する事務局によって支援され、事務局はベルリンのドイツ航空宇宙センター(DLR)に置かれる。

[DW編集局]