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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 原子力・代替エネルギー庁(CEA)
- 元記事公開日:
- 2019/06/03
- 抄訳記事公開日:
- 2019/08/09
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フランス・欧州の研究用としてフランス製スーパーコンピュータ「Joliot-Curie」の登場
- 本文:
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2019年6月3日付原子力・代替エネルギー庁(CEA)の標記発表の概要は以下のとおり。
現在9.4ペタフロップスの能力を有するフランス第3のスーパーコンピュータ、Joliot-Curie は、2020年からは22ペタフロップスに達して、フランスの最も強力な研究用スーパーコンピュータになる。
高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)、CEA、国立科学研究センター(CNRS)、大学、国立情報学・自動制御研究所(INRIA)を通じて国がその株式を保有する民間会社である GENCI社 の投資によって、Joliot-Curie は、PRACE (欧州先進コンピューティングパートナーシップ) の枠組において欧州研究者の利用に供するコンピューティング能力に関す取り組みにフランスが応えることを可能にする。
スーパーコンピュータの応用領域は多岐にわたるが、これはマシンの進歩によりあらゆる領域への数値シミュレーションの一般化が可能になったためである。GENCI社 がTGCC(CEAの超大型計算機センター)で組織した「主要課題」が、その重要なシミュレーションや多様なアプリケーションを実行することで、Joliot-Curie の試運転が可能になっている。
[DW編集局+JSTパリ事務所]