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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)
- 元記事公開日:
- 2019/06/25
- 抄訳記事公開日:
- 2019/08/21
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2016年版研究インフラロードマップに記載された研究インフラの全コストと財源に関する調査報告
- 本文:
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2019年6月25日付高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)の標記発表の概要は以下のとおり。
国の研究インフラロードマップに記載されることは、その研究インフラにとってその科学的卓越性、ユーザ・コミュニティへの開放性、さらには運営・統治の質を認定するラベルとなる。2018年版の研究インフラロードマップの更新を、2016年末に開始した一環で、研究・イノベーション総局(DGRI)は、ロードマップに記載されているすべての研究インフラに対して、各インフラの全コストの評価結果を提出するよう求めた。その方法については、MESRIが関係インフラ施設の財務部門と協議して提示した共通の方法で作成されるものとした。
2016年の各研究インフラの全コストと財源の評価を行った本調査では、その客観的・定量的全容が初めて明らかになった。その利点および今後の展望は次のとおり。
- 多くの研究インフラの国際的次元に関わるコストの可視性の向上、および間接コスト評価の向上、という2つの側面で、さらに完成度を上げるメリットがある。
- 全コストの評価で実現される進展により、研究インフラ利用料金の設定面での進捗が可能になる。
- 収集されたデータ、それらの統合、それらの分析により、戦略的運営において多くの示唆をもたらす指標が得られる。
[DW編集局+JSTパリ事務所]