2019年7月1日付国立研究機構（ANR）の標記発表の概要は以下のとおり。
フランスのANR、ドイツ研究振興協会（DFG）、日本の科学技術振興機構（JST）はこのほど、人工知能（AI）における仏・独・日間の研究協力の強化を目的とした協定と、2019年7月に開始されるプロジェクト公募の実施計画に署名した。

このプロジェクト公募には、AI における基礎研究を推進するための多国間共同研究を促進する狙いがある。学習、アルゴリズム、データ、知識の技術に重点を置き、（人文社会科学を動員する可能性がある）AIに関する倫理と信頼性の側面も取り込む。また3か国間で研究者の交流促進を狙うが、これはプロジェクトの審査に際し特に注目の対象となる要素である。多国間アプローチを奨励する意味で、研究コンソーシアムには各国から最低1つのパートナーが参加する必要がある。

[DW編集局+JSTパリ事務所]