2019年7月4日付国防科学技術研究所（Dstl）の標記発表の概要は以下のとおり。

国防・安全保障促進機構（DASA）のこの新規コンペティションでは、エネルギーを動力とするバイオプロセス・システムの設計に必要な革新的な解決策を求めている。このシステムでは、副生成物を捕集して再利用可能な製品にリサイクルするべく、微生物を使用して廃油、燃料その他の液体廃棄物を分解することが検討されている。

この135万ポンドのコンペティションでDASAは、国防省（MOD）が現場で自らの廃棄物を管理・削減し、副生成物をリサイクルできる提案を求めている。

このコンペティションの第1段階は、概念実証（プロトタイプ）ソリューションへのファンディングに焦点を当てている。軍事基地での恒久的システムへの移行や、軍事作戦や演習に使用できるような展開可能なソリューションへの移行目的で、今後の段階での追加ファンディングが利用可能になる予定である。

[DW編集局]