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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 原子力・代替エネルギー庁(CEA)
- 元記事公開日:
- 2019/07/12
- 抄訳記事公開日:
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フランスの新型原子力潜水艦「Suffren」が進水
Suffren : lancement d'un nouveau sous-marin à propulsion nucléaire
- 本文:
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2019年7月12日付原子力・代替エネルギー庁(CEA)の標記発表の概要は以下のとおり。
攻撃型原子力潜水艦「Suffren」が2019年7月12日シェルブール港にその姿を現した。攻撃型原子力潜水艦(SNA)はフランスの核抑止力の重要な要素である。これによりフランスはあらゆる状況において行動と意思決定の自由を保持することができる。
軍事装備総局(DGA)は2018年5月、5艇めとなる攻撃型原子力潜水艦 「Barracuda」を発注した。この一連の艦艇第1号となる「Suffren」 は、前世代の原子力潜水艦より多機能で、より高速で航続距離が長く、外海から沿岸域まであらゆるタイプの海域に適応できる。
核抑止が唯一の任務である弾道ミサイル原子力潜水艦(SNLE)と異なり、SNAである 「Suffren」 は防護、情報収集、兵力投入のミッションも対象とする。
「Barracuda」のクルーは海軍の65人の潜水艦乗組員からなる見込みである。「Barracuda」は、特にダイバー用気密室と、レンジャー潜水艇の展開が可能なDDS(Dry Deck Shelter)搭載オプションなどにより、特殊部隊の実装配備能力を向上させている。
[DW編集局+JSTパリ事務所]