[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
米国競争力評議会(COC)
元記事公開日:
2019/08/07
抄訳記事公開日:
2019/09/24

COCが「イノベーションと競争力のフロンティアに関する全米委員会」を設置

The Council formally launched the National Commission on Innovation and Competitiveness Frontiers

本文:

2019年8月7日付けの米国競争力協議会(COC)による標記記事の概要は以下のとおりである。

8月7日、COCは、生産性、繁栄、およびイノベーションのための新たな道を定義するための複数年の旗艦イニシアティブである「イノベーションと競争力のフロンティアに関する全米委員会」を正式に設置した。30人を超えるCEO、大学学長、労働界指導者、国立研究所所長が本委員会の委員として参画し、次世代の重要で実行可能かつ測定可能な政策提言と民間部門のアクションプランを策定する。立上げイベントを通じて、委員会は新たな課題と脅威に取り組み、長期的競争力の核心である戦略的機会を捉える方法について対話を行った。

委員会は、次の3つのワーキンググループの形成を承認した。
1. 破壊的技術の開発と展開
有望な戦略的テクノロジーの道筋をマッピングして、米国の生産性と経済成長を強化する。
2. 持続可能な生産・消費・労働の将来の探索
商品の生産と消費の絶え間ない変化や労働力の急速な進化を調査する。
3. 全米イノベーションエコシステムの環境の最適化
資本コスト、知的財産、標準および規制などから、イノベーターと企業が協働するシステム全体を最適化する方法を探り、その役割を調査する。

2019年において、COCスタッフは、ワーキンググループと委員会を始動させ、利害関係者を巻き込むためのデジタル協働プラットフォームを構築する。2020年1月16日にはアリゾナ州立大学で、ワーキンググループ立上げ会議が開催される予定である。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]