[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
元記事公開日:
2019/07/23
抄訳記事公開日:
2019/09/24

がん、認知症、心臓病等疾患の研究、早期診断、予防、治療を支援する先駆的医療データ・プログラム

UK to innovate new life-saving treatment and diagnosis technology

本文:

2019年7月23日付ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の標記報道発表の概要は以下のとおり。

政府の新産業戦略の一環である新規の先駆的医療データ・プログラムにより、人が症状を経験する前であっても、病気を発見することが可能となる可能性がある。

企業およびチャリティ団体は、共同で最大1億6,000万ポンドを投資する予定である。並行して、疾病の早期発見プログラムの一環で、政府による7,900万ポンドが投資される。このプロジェクトは、がん、認知症、心臓病などの疾患の研究、早期診断、予防、治療を支援する。

この先駆的イニシアティブでは、最大500万人の健康な人を募集する。各個人から得られるボランティア・データは、英国の科学者・研究者が病気の発症を検知・予防する新たな方法を発明するのに役立つ。

今回の企業による投資は、データ、人工知能、イノベーションを駆使して2030年までに慢性疾患の予防、早期診断、治療に変革をもたらす「AI・データ・グランドチャレンジ」ミッションの重要なステップである。

[DW編集局]