[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
元記事公開日:
2019/08/09
抄訳記事公開日:
2019/10/09

政府がBrexit 後の科学・研究の保護を公約

Government pledges to protect science and research post Brexit

本文:

2019年8月9日付ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の標記報道発表の概要は以下のとおり。

ボリス・ジョンソン首相とジョー・ジョンソン科学担当大臣は、輝かしい研究・イノベーションに対するファンディングの継続を保証するべく、EU離脱前にEUのファンディングに申請した科学者・研究者に対して政府が追加ファンディングを行う旨、研究界に約束した。EUの研究・イノベーション・ファンディング・プログラムである Horizon 2020 に対する英国の研究提案を支援するファンディングが可能になる。これにより、合意なき離脱後に欧州委員会(EC)が英国提案の審査を中止した場合でも、以下に対する英国の参画が保護される。

  • 欧州研究会議(ERC)
  • マリー・スクウォドフスカ・キュリー・アクションズ(MSCA)
  • 中小企業支援プログラム

英国の最も優秀な研究者やイノベータのアイデアが無駄にならないように、EUがプログラムに対する応募案件を審査しない場合は、英国研究・イノベーション機構(UKRI)が審査する。採択された応募案件には、助成対象期間中、助成金が支給される。

英国はEU離脱後も引き続き第三国として Horizon 2020 の他のプログラムに参加する資格があり、採択された応募案件は政府の既存の保証枠組みでファンディングを受ける。

[DW編集局]