2019年8月15日付Innovate UK の標記発表の概要は以下のとおり。

新しい量子技術は、自動車、医療、インフラ、通信、サイバーセキュリティ、防衛など、多くの企業セクターで製品やサービスを変革する可能性がある。

量子物理学は、我々が日常生活で使用するエレクトロニクス、メディア、コンピューティング、インフラ・システムの中核にある。新しい量子効果を基盤とする第2世代の量子技術は、より安全なデジタル通信、計算能力の劇的な向上などにつながる可能性がある。

英国政府の産業戦略チャレンジ基金（ISCF）による「量子技術実用化チャレンジ」では、これら新技術の開発で英国が世界をリードするのに役立つプロジェクトに対して、1億5,300万ポンドを投資する。

UKRI 傘下の Innovate UK は、上記基金から最大1,200万ポンドを調達し、この分野の革新的な研究開発プロジェクトに投資する。適切な企業の発掘を支援し、助成金の割り当てを管理し、独自の未公開株式資本を投資することで、パートナーとなる意思のある投資家を求めている。

[DW編集局]