[本文]

国名:
米国
公開機関:
全米科学理事会(NSB)
元記事公開日:
2019/09/05
抄訳記事公開日:
2019/10/28
元記事の言語:
英語

科学工学指標2020:STEM教育の現状について

Science & Engineering Indicators 2020 : State of U.S. STEM education

本文:

2019年9月5日付け全米科学理事会(NSB)の標記記事の概要は次のとおりである。

NSBは米国の科学・技術・工学・数学(STEM)教育に関する最新のデータを提供する2つの報告書、「初等・中等の数学科学教育」と「科学・工学の高等教育」を発行した。両報告書は、議会により報告が義務付けられている科学工学指標の2020年版の一部となっている。2020年版から、この指標は隔年発行の単一報告から、随時発行される一連の個別報告書に変更される。3番目の「科学工学労働力」についての報告書は今月末に発行される。

「初等・中等の数学科学教育」の報告書は、K-12(幼稚園から高校まで)生徒の成績の傾向について述べ、他国と比較している。STEMに優れる生徒を輩出することにおいて、米国は19の先進国(経済)の中で中位にあり、米国の生徒の技術、工学、数学の能力は向上している。STEMの成績は生徒の人種や民族、社会経済的環境、わずかではあるが性別によっても差があることが分かっており、この傾向は幼稚園から高校まで続いている。

「科学・工学の高等教育」の報告書では、科学・工学に関する高等教育の傾向を取り上げ、他国と比較している。科学・工学分野は成長を続けており、2000年から2017年の間に準学士、学士、修士、博士課程の学生は増加した。ただ、学位取得者数はいろいろな属性グループ(人種、社会経済環境、性別など)による差が依然としてある。米国は、国際的に最も多くの学生が留学してくる国であり続けている。しかし、米国の高等教育機関に入学する外国人学生数は過去2年間減少している。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]