2019年9月11日付英国宇宙庁の標記発表の概要は以下のとおり。

天然資源の探査は、多くの場合、世界の僻地で実施される費用のかかる危険な作業である。しかし MANTIS 衛星で撮影され、新たなデータ解析によって精緻化された地上の高解像度画像により、探鉱者は地球上の地質を遠隔で見ることができる。その結果、コストが削減され、リスクが除去され、より適切な意思決定に役立つ。

この実証試験プロジェクトには、地球観測に関連する革新的なプロジェクトの実用市場での支援を目的とする欧州宇宙機関（ESA）のInCubed プログラムへの投資を通じて、産業界と英国宇宙庁が共同出資している。 このInCubed ファンディングは、このサービスを概念段階から最小実行可能製品段階に導き、可能性のある衛星配置の最初の要素を準備・実証することで、市場に向けての初期障壁を克服し、英国宇宙産業の成長を支援する。

英国はスペインと共同で InCubed プログラムの主要分担国であり、3,500万ユーロの総予算に対して両国はそれぞれ1,000万ユーロを分担している。

[DW編集局]