[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
政府説明責任局(GAO)
元記事公開日:
2019/09/10
抄訳記事公開日:
2019/11/05

GAOが新たな「戦略的フォーサイトセンター」を設立

Deep Space & Deep Fakes: New "Center for Strategic Foresight" Launched

本文:

2019年9月10日付の米国政府説明責任局(GAO)による標記発表の概要は以下のとおりである。

GAOは、政策決定者が直面する重要な問題に焦点を当てた、戦略的フォーサイトセンター(Center for Strategic Foresight)を正式に立ち上げるとともに、その発足に伴う会議を開催した。同会議では、米国の安全保障と福祉に直接関わるトピックとして、政府と民間部門による宇宙政策の管理、および「ディープフェイク」合成メディアの世界的な利用の増加について議論された。GAOは、新興の問題を特定、監視、分析する能力を向上させるために、同センターを設立した。同センターには政府機関、民間部門、NGO、学界、国際機関等の多様なバックグラウンドを持つ9人の非滞在型特別研究員が所属している。

特別研究員の1人であるニューヨーク大学スターン経営大学院アミー・ウェブ(Amy Webb)教授は、「我々は、無数の部門にまたがるグローバルな不確実性に直面している。政府のハイレベルにおける戦略的指針の必要性はかつてないほどに高まっている。中立組織である本センターは研究、データ駆動型モデル、戦略的評価に関するハブとして機能する」と述べ、同センターに対する強い支持を表明した。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]