[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国立海洋開発研究所(IFREMER)
- 元記事公開日:
- 2019/09/11
- 抄訳記事公開日:
- 2019/11/05
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太平洋におけるIFREMER研究所の位置づけ強化
Le PDG de l’Ifremer renforce le positionnement de l’institut dans le Pacifique.
- 本文:
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2019年9月11日付国立海洋開発研究所(IFREMER)の標記発表の概要は以下のとおり。
2019年9月18日から26日まで、IFREMER 理事長のフランソワ・ウリエ氏がニューカレドニアおよびフランス領ポリネシアを訪問する。同氏はこれらの太平洋の海外領土で働く IFREMER の研究チームやパートトナーと会い、世界最大の海洋に影響を与える環境問題だけでなく、住民の生活を支えるブルー・エコノミーの分野にも研究の取り組みを集中させる IFREMER の意志を再確認する。
太平洋における IFREMER の業務は、1970年代に、最初はタヒチ島のヴェラオで、次にニューカレドニアのグランドテール島のサン・ヴァンサンで、エビの養殖に関する協力で始まった。それ以来、研究の分野は、サンゴの生態系、地球科学、貝類養殖、水産養殖、漁業、真珠貝、熱エネルギーなど、これらの地域の開発に大きな影響を与える分野に拡大している。地表から深海まで、海洋生態系とその資源が、IFREMER が関わるプロジェクトの中心になっている。
「海洋の保護は、本質的に、かつ我々が享受するその有用性の意味でも不可欠である。太平洋は海洋科学に関連する重要な社会的課題の中心であり、海洋科学はニューカレドニアおよびフランス領ポリネシアの政治的・科学的パートナーとの交流の中心になる」とIFREMER 理事長は述べている。
● IFREMER と 日本の海洋研究開発機構(JAMSTEC) がヌメア(ニューカレドニア)で日仏ワークショップを共催
9月19~20日、フランソワ・ウリエ理事長は IFREMER の研究者らと共に、日仏海底観測所プロジェクトに関するヌメアでのワークショップに参加する。このワークショップは、プロジェクトの科学的、技術的、社会経済的目標を明確にすることを目的とする。このプロジェクトは、IFREMER と(太平洋地域の海洋科学技術研究機関である)JAMSTECとの間の海洋研究協力を強化するものである。
[DW編集局+JSTパリ事務所]