[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
原子力廃炉措置機関
元記事公開日:
2019/09/04
抄訳記事公開日:
2019/11/11

原子炉廃炉現場でコーヒー用ホイルバッグが活躍

Daily grind foiled at Chapelcross Site

本文:

2019年9月4日付原子力廃炉措置機構(NDA)の標記発表の概要は以下のとおり。

コーヒー用のホイルバッグが原子力施設の廃炉作業中の放射性ガス漏洩防止に役立つようになって以降、日々の廃炉作業に改善が見られる。

コーヒーの香りを閉じ込めるために考案された技術を活用した袋により、原子力施設の労働者が放射能汚染廃棄物を安全に封じ込めることが可能となり、放射線汚染廃棄物をより簡単で安全に取り扱えるようになった。

このアイデアはオクスフォードシャーにあるカルハム核融合エネルギー・センターの専門家たちによって考案され、現在、(その操業の歴史的遺産として、放射性トリチウムで汚染されてきた)チャペルクロスの旧処理プラントの解体作業で試用されている。

カルハムの欧州共同トーラス(JET)核融合実験炉にちなんで名づけられたJETバッグは、トリチウムの漏れを防止して、測定・密封が可能である。

[DW編集局]