[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
元記事公開日:
2019/09/24
抄訳記事公開日:
2019/11/20

クリス・スキッドモア科学担当大臣が宇宙ファンディングの新たなパッケージを発表

Science Minister hails 'incredible strength' of UK space industry

本文:

2019年9月24日付ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の標記発表の概要は以下のとおり。

ニューポートでこのほど開催された英国宇宙会議で、クリス・スキッドモア科学担当大臣は宇宙関係のファンディングの新たなパッケージを発表した。政府は、欧州宇宙機関(ESA)などを通じた国際協力を強化しながら、英国の国家宇宙能力の発展に取り組んでいる。

英国宇宙庁は、国際宇宙ステーション(ISS)へのフライトで利益を得る可能性がある革新的な新規事業構想に対して、産業界による投資と併せて最大100万ポンドを投資する。対象は、低重力環境で開発される医薬品や革新的材料から、宇宙に運ばれる消費者向け製品まで、何でも構わない。

大臣はまた、新たなSTEM教育プログラムを発表した。このプログラムでは毎年100万人の若者と関わる宇宙セクターを英国宇宙庁が支援する。

宇宙気象のモデリング・測定における英国の能力の向上を図る目的で、政府の戦略的優先課題基金から2,000万ポンドを投資する。

英国宇宙庁はまた、ウェールズ、スコットランド、イングランドに水平離着陸の宇宙基地を配備する計画をさらに発展させるべく、130万ポンドの助成を行う。

[DW編集局]