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- 国・地域名:
- ロシア
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- ロシア大統領府
- 元記事公開日:
- 2019/09/18
- 抄訳記事公開日:
- 2019/11/20
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戦略イニシアチブ庁(ASI)監督委員会会合でのプーチン大統領の発言
- 本文:
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2019年9月18日付大統領府の標記発表の概要は以下のとおり。
プーチン大統領は、新規プロジェクトを推進する独立の非営利組織「戦略イニシアチブ庁(ASI)」の監督委員会の議長を務め、冒頭あいさつで概略次のように述べた。
第1に指摘したいことは、新しい形式の教育手段の開発である。その1つは、人と人工知能(AI)が互いに教え合うときのAIシステムと人間との相互学習である。これは、教育の発展の過渡的なモデルのように思え、まったく予期しない驚くべき結果につながる可能性がある。
第2のポイントは、画期的技術の開発に必要な環境の創出である。起業家との会合で、国内の企業や新興企業にとっての法的・その他の障壁を取り除くことについて詳細な話をした。その結果、政府省庁向けに指示が出される。この作業は、ASI と国家技術イニシアチブに関与する者が直接連絡を取って実施されるべきである。
第3は、今年の連邦議会に対する大統領演説において、起業家が自らの事業に対する圧力の事例を報告できるような、特別のデジタル・プラットフォームを企業団体と協力して立ち上げるように、ASIに指示したことである。現在、この領域で何をどのように実施すべきかについて提案が出されている。容易なことではないが、改善されたバージョンであれ、機能的な形態であれ、この提案されたシステムの導入に向けてできる限りのことを実行することを保証する。唯一の目的は、彼らの仕事をより効率的にすること、今日のニーズに応えること、個々の市民と経済界全体の両方の、社会全体としての利益を確保することである。
第4は、社会分野において、国家、企業、NGOが生産的に協力するための、自発的動きを発展させる環境を創出する必要があることだ。
[DW編集局]