2019年10月1日付国防・安全保障促進機構（DASA）の標記発表の概要は以下のとおり。

DASAは、高感度の液体・固体の爆発物を遠隔で処理・操作する機能を模索しており、そのためのイノベーションチャレンジの可能性について調査している。

政府は、分析の目的で、高感度な危険物をある場所から別の場所へ、梱包し、持ち上げ、輸送することを要求している。この市場調査では、遠隔でそれを行うのに役立つ技術を求めている。DASAは、英国政府の今後の調査に資するために、この機能を次のような方法で実現可能かどうかの判断を得る目的で市場調査を行う。

・他の市場セクターに由来する技術の適応
・すでに開発中の機能の適応
・特定のシステム又は（複数の）システムで構成するシステムの使用
・新規イノベーションの開発

英国政府は、爆発物の脅威から英国市民やインフラを保護する必要がある。非常に高感度な爆発物の危険性、およびそれに関連する健康・安全性の懸念があり、かなりの大量のものを人手による作業で扱うのは望ましくない。したがって英国で高感度な爆発物を使用して必要な作業を安全に実行するには、遠隔での処理・操作が不可欠である。

[DW編集局]