[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2019/11/21
抄訳記事公開日:
2019/11/29

★気候変動により、停滞高気圧の規模が大きくなっている

Stalled weather patterns will get bigger due to climate change

本文:

ライス大学の研究者たちの調査によると、気候変動は「ブロッキング現象」と呼ばれる停滞した高気圧の規模を拡大させることで、すでに21世紀で最も致命的な熱波のいくつかを発生させている。ブロッキング現象は、中緯度で発生する高気圧であり、同じ場所に数日または数週間も留まる。時期や場所によって、干ばつや大雨、熱波や寒波を引き起こす。研究チームは北半球のブロッキング現象の領域が、人為的な気候変動により17%も増加することを発見した。